<概要>
場所:東京都港区
延べ面積:82平米
構造:RC造(リノベーション)
10年ほど前に購入され、住まわれていたマンションの1室。
お子さまが大きくなり、個室が必要になることを想定して、家全体のリノベーションを計画しました。
3LDKの間取りのうち1室がWICとして使われていました。他の部屋とはコンクリート壁で仕切られており、家の中でも比較的奥まった、静かなスペースである為、こちらをメインの寝室としました。
また、玄関から各部屋へつながる廊下が、トイレ周りにクランク状にめぐっていて、LDK側の面積を圧迫していました。改修プランでは、トイレの位置を変更することで廊下を再配置し、面積効率をアップ。利用可能な面積をLDK側に割り振り、パントリーや玄関横のSICを回遊できる動線を追加しています。
奥行きの大きなLDKを設けることができ、1面採光からのグラデーションの光により、どこか隠れ家のような雰囲気のあるお部屋となりました。
LDK
キッチンはテラス側に向いていた配置を90度回転し、シンク・作業台とコンロを分離した2列配置に変更しています。
LDK キッチン側から撮影
奥にリビング、テラス側腰窓の下に当初から設置されていたデスクを再利用の上、設置しています。
この部屋はマンションの1階にあり、LDKは奥行きが深いため、テラス側腰窓の採光が主となります。
キッチンは、キッチンハウスのセミオーダーキッチンを採用。天井は本物の木に見えますが、木目調のクロス張りとしています。
照明器具は施主のこだわりで、ヴィンテージテイストの物で合わせています。
照明をつけたキッチン・ダイニングの様子
照度を絞り、落ち着きのある大人の隠れ家のような空間となっています。
キッチンのカラーをシンク側とコンロ側で変えることで、メリハリのある印象となりました。
キッチンに隣接して、パントリーを設けています。家電類や食料品など大部分収まる収納量を確保。
入口の上、R部分がアクセントになっています。
キッチンのタイルは、ラスティックな印象のタイルで全体のトーンを合わせています。
リビングの一角にヌックを設け、ベンチクッションもオーダーにて製作しています。
ベンチ両脇に開口部を設け、本棚内部に設けたコンセントから充電等可能な仕様にしました。
背面のアクセント壁には、ヴィンテージ調ヘリンボーンの突板化粧パネルを張っています。
LDKに入って右手側にWICを設けています。ルーバー扉を採用することで、空気の滞留を防ぐ対策をとっています。
既存のフローリングをそのまま使いたい要望がありましたが、間取り変更に伴い、一部新規で張る箇所が出てきました。左手前の直線で見切れている部分が既存のフローリングと新しく張ったフローリングのジョイント部分です。現行品で同じフローリングが販売されており、部分的な張替えで済んだ為、コストダウンにもなりました。
子ども室1
ベッドとデスクを置くスペース、それからクローゼットを設けています。
こちらのクローゼットは4枚折れ戸の間口の大きな収納スペースとしています。
子ども室2
子ども室1と同じ構成です。柱配置の関係でクローゼットの奥行きを深くし、2列分の洋服が収納可能。
また、子ども室1、2のクローゼット位置をずらすことで、それぞれベッドの奥行が収まるスペースを確保しています。
主寝室
下段を季節物や大型品の収納スペースとし、上段をロフトベッドのように利用しています。
パネルに有孔ボードを採用し、ベッドからの湿気を逃がせるように計画しています。
ロフトベッド
ヘッドボードとして利用できるようにニッチ状のカウンターを設けています。電源も完備。
バルブ電球を設置し、全体の意匠を統一しています。
廊下
左側にSIC、連続してパントリーに繋がります。
廊下の照明はブラケットライトのみ設置し、天井面はすっきり見せています。
玄関収納の下部はオープンとし、自転車を置ける広さを確保しています。
奥の壁面には改修前に設置されていた建具を再利用しています。
SIC
玄関から土足でアクセスできるSIC。買い物からの帰宅時、パントリーへも直接アクセスできるように計画しています。
洗面脱衣室
正面に2人並んで使用できるサイズの洗面台を設置。メラミンカウンターにて製作しています。
左手前は洗濯機置き場を設け、その奥の引き戸からトイレにアクセスできます。
洗濯機の正面にリネン収納棚を設けています。
中段には引き出しカウンターを設け、洗濯物の一時置きスペースや、たたむ際に利用しています。




















